伊吹財務相:総合経済対策の事業規模と対応する予算の明示を(2)

伊吹文明財務相は26日午前の閣議後会見 で、政府が取りまとめを進めている総合経済対策について「対策と言っておい て数字が入っていないわけにはいかない。大まかな事業規模とそれに対応でき る予算を明らかにしなければならない」との認識を示した。

その上で、「最終的には補正予算の話になる。2009年度予算も補正を念頭 に置きながら査定作業に入らなければならない。少なくとも月末までに対策の 項目や内容について政府・与党決定をしてもらいたい」と述べた。

また、9月12日召集の臨時国会に補正予算案を提出する可能性について 「臨時国会に補正予算を出す場合には、予算委員会を開くタイミングに法案を 準備しておくことが義務だ。組むか組まないかは最終的に福田(康夫)首相か ら正式な指示がある」と述べ、容認する姿勢を示した。

財源確保のための赤字国債発行については「首相はできるだけ赤字国債の 発行は避けたいとおっしゃっている。内閣の一員として首相の意向を最大限実 現させるのが閣僚の義務だ」と述べ、あらためて慎重な姿勢を示した。

町村信孝官房長官は26日の閣議後会見で、「正式な決定をしたわけではな い」としながらも、「補正予算を編成することになればそれがトップバッター になることは間違いない」と言明。補正編成となれば法案を臨時国会冒頭に提 出、早期の成立を目指す考えを示した。