中国:株式に転換可能な債券の発行を認める可能性も-証監会当局者

中国の証券当局、中国証券監督管理委員会 (証監会)は、株式の売却を抑制し、相場を下支えするため、株式に転換可能 な債券の発行を投資家に認める可能性がある。政府保有の非流通株から流通株 に転換した株式の売却を制限する措置の一環。正式発表前であることを理由に、 証監会の当局者が匿名を条件に明らかにした。

証監会は、非流通株から流通株に転換した株式を購入した投資家が、一定 の売買禁止期間後にその株式を市場で売却して相場を押し下げるのを防ぐため、 投資家がクリアリングハウスなど第三者機関に株式を移し、その株式に後日転 換可能な債券を発行するのを認める方針だ。実施時期は不明。

調査機関ウィンドによると、中国では2010年までに、最大8兆7000億元 (約142兆円)相当の非流通株が流通可能になる。インフレや景気減速に伴う 企業利益の伸び鈍化と同様に、株式相場のマイナス要因だ。

中国株の指標、CSI300指数は今月20日に7.9%高と、4月以来の大幅 上昇を記録。同国政府が今年に入って時価総額が2兆ドル目減りした株式市場 を下支えする計画を発表するとの観測が好感された。昨年の同指数の騰落率は プラス162%だった。

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