アジア株:上昇、原油値下がりを好感-ホンダやキャセイ航空が高い

25日のアジア株式相場は上昇。MSCIアジ ア太平洋指数は2週間余りで最大の上げとなった。自動車株と航空株が高い。原 油価格の大幅安に伴い、エネルギーコスト上昇とインフレ加速が企業利益を圧迫 するとの懸念が後退した。

ホンダは4.4%高。22日の原油相場が1バレル当たり6ドル超も下げたことや、 バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレ鈍化見通しを示した ことが材料となった。香港のキャセイ航空は5.2%高。

オーストラリアのウエストパック銀行など銀行株も買われた。韓国産業銀行 (KDB)が米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスへの資本参加 を検討していると表明し、金融機関が信用商品関連の損失を埋める十分な資本が 調達できないとの懸念が和らいだ。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者(シドニー在勤)、シェ ーン・オリバー氏は、「原油の値下がりはアジアの産業界と消費者を助ける。イ ンフレ圧力を弱めることにもなる」と指摘した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後5時20分現在、前週末比1.5%高の

123.42と、6日以来で最大の上げ。同指数は先週までの4週間で8.5%下げ、 2006年7月24日以来の安値となっていた。

日経平均株価は前週末比212円62銭(1.7%)高の1万2878円66銭で終了し た。