中国の招商銀行、来月に300億元規模の劣後債を発行へ-資本増強図る

中国の銀行5位、招商銀行は25日、これま でで最大となる300億元(約4800億円)規模の起債を来月実施する計画を明 らかにした。いずれも劣後債で、香港の永隆銀行の買収を受け、資本増強を図 る。

招商銀はこの日の発表資料で、今年初めに示唆していた劣後債の発行を9 月2日から同国の銀行間市場で機関投資家を対象に行うことを明らかにした。 資料によれば、起債の内訳は10年物固定利付き債が180億元と15年物変動利 付き債が70億元、10年物変動利付き債が50億元となっている。金利は未定。

今回の起債は自己資本比率を規制当局の最低基準(8%)を上回る水準で 維持することが目的。招商銀は6月2日、永隆銀行の株式53.1%を193億香 港ドル(約2700億円)で取得することで合意したと発表している。

招商銀の6月末の自己資本比率は10.41%だが、ゴールドマン・サックス・ グループによれば、永隆銀の買収後は6.7%に低下すると見られていた。