王子紙など紙パ株が上昇、段ボール値上げで収益改善-UBS証は強気

王子製紙など紙・パルプ株が上昇。原料と なる古紙価格がピークアウトするなか、段ボールの値上げ浸透で収益が改善して いくとして、業績期待から買いが先行している。午前の王子紙の株価終値は前週 末比15円(2.8%)高の551円。レンゴーは同23円(3.3%)高の718円。

UBS証券は25日、王子紙の目標株価を580円から610円に、レンゴーも 880円から1000円に引き上げた。投資判断はいずれも「買い」を継続。同証券 の久高一也アナリストは25日付のリポートで、王子紙について「印刷用紙のマ ージン見通しを引き下げも、段ボール部門の更なるスプレッド改善が上回る」と 分析、今期(2009年3月期)の連結営業利益予想を前期比23%増の520億円と、 前回予想から2%引き上げた。これは会社計画470億円を約10%上回る水準。

一方、レンゴーに関して久高氏は、「段ボール古紙価格のピークアウト、段 ボール値上げ実現幅の拡大の織り込みが増額要因になる」(25日付のリポー ト)と指摘し、営業利益予想を前回予想から11%引き上げ前期比94%増の248 億円とした。会社計画165億円より50%高い水準。

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