NY原油(22日):6ドル超の下げ、ドル反発とパイプライン再開で

ニューヨーク原油先物相場は急反落。 ドルの反発に加え、英BPがトルコのパイプラインを通した輸送を再開し たことが手がかりとなり、原油相場は6ドル以上の大幅な下げとなった。 これは2004年12月以来で最大の下落幅。

ドルの反発でインフレヘッジ目的としての商品需要が緩和したこと から、エネルギー先物相場が下落。トルコ高官によると、アゼルバイジ ャンからグルジアを通過しトルコの地中海に通じるBTC(バクー・ト ビリシ・ジェイハン)パイプラインは今月上旬に火災で閉鎖されていた が、22日に通常の原油輸送を再開した。

エナジー・セキュリティー・アナリシスの石油担当ディレクター、 リック・ミューラー氏は「ドルの動きを反映して、原油相場は昨日上昇、 今日は下落した。BTCパイプラインの再開は、非常に上質の原油供給 が増加することから、安ど感が広がった」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物 10月限は前日比6.59ドル(5.4%)安の1バレル=114.59ドルで終えた。