豪競争法当局:豪BHPのリオ買収で鉄鉱石供給に懸念も-追加情報要請

オーストラリア競争・消費者委員会(AC CC)は22日、豪鉱山大手BHPビリトンが英豪系リオ・ティントに提示して いる1420億ドル(約15兆4850億円)規模の敵対的買収案について、世界の 鉄鉱石供給に競争法上の懸念が生じる可能性があるとの見解を示した。

ACCCはオーストラリア証券取引所に提出した資料で、「今日までの市場 調査で浮上した競争法上の特定の問題に関する新たな情報」を求めていること を明らかにした。同委員会は結論を10月1日まで先送りしている。

アジアと欧州の製鉄会社は、鉄鉱石価格をめぐりBHPの影響力が大きく なり過ぎるとして、同社のリオ買収に反対している。BHPとリオが合併すれ ば、鉄鉱石供給で世界最大手のブラジルのヴァリ(旧通称リオドセ)に匹敵す る企業が誕生する。

ACCCは「合併後の新会社は世界の鉄鉱石供給とその価格に影響を与え る能力と動機を持つ可能性がある」と指摘した。

BHPの広報担当者、サマンサ・エバンス氏はコメントを控えた。

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