あいHD株が急落し上場来安値、前期業績は2度目の下方修正-回復鈍

あいホールディングス株が急落。一時、前 日比64円(20%)安の256円まで下落し、07年7月の上場以来の最安値を更新 した。コンピューター周辺機器の輸出減少や環境試験装置の納期のずれ込みな どを理由に、21日に2008年6月期(前期)業績予想の下方修正を発表した。2 月に続く2度目の下方修正だったため、業績は予想以上に伸び悩んでいるとの 認識が広がった。

同社は21日の段階で、前期の連結営業利益は従来計画比22%減の17億9700 万円になったようだとし、この日午前10時の決算発表で修正どおりの数値を示 した。広報室の小林武室長によると、米サブプライム(信用力の低い個人向け) 住宅ローン問題に関連し、「北米向けで広告などの作成で使用されるカッティ ングプロッタが不振だった」という。国内では環境試験装置の大型案件で納期 が翌期にずれ込んだ影響もあった。パチンコホール向けの音響設備や照明設備 に関する事業を縮小させたことも響いた。

09年6月期は、営業利益で前期比28%増に伸びる計画だが、額は23億円 と修正前の前期業績予想と同額。大和証券SMBCグローバル・プロダクト企 画部の西村由美情報課次長は、「増収増益計画ではあるものの、前期に当初強 気な見通しを出した後、相次いで下方修正したことを考えると買いにくい」と 話していた。

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