日銀議事要旨:二次的な物価上昇は見られず-多くの委員

【記者:日高正裕】

8月22日(ブルームバーグ):日本銀行は22日午前、7月14、15日の金融 政策決定会合の議事要旨を公表した。それによると、多くの委員が物価動向につ いて「わが国においては賃金が目立って上昇しておらず、石油製品や食料品の価 格上昇が二次的な物価上昇に結び付く動きは、今のところ見られていない」と述 べた。

日銀は19日に開いた金融政策決定会合後に公表した声明で、足元の景気は 「エネルギー・原材料価格高や輸出の増勢鈍化を背景に停滞している」として、 前月の「さらに減速している」から下方修正した。白川方明総裁は同日の定例会 見で、「経済が大きく落ち込む可能性は小さい」としながらも、成長経路に復す る時期について「足元が停滞している分、先ずれしている」と述べた。