カナダ・ドル:4月以来の大幅高、原油・金相場の急騰で-国債下落

カナダ・ドルは4カ月ぶりの大幅高。原 油や金など商品相場が大きく上昇するとともに、米ドルが主要通貨に対し軒並 み下落した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物が1バ レル当たり5ドル余り上昇し、金相場がほぼ2カ月ぶりの大幅高となるなかで、 カナダ・ドルは米ドルに対し主要通貨の中で最大の上昇となった。米ドルがユ ーロに対し下落するなか、インフレヘッジとして商品の投資妙味が拡大した。 国際商品はカナダの輸出全体の約半分を占める。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)の副主任エコノミスト、ダグ ラス・ポーター氏は、この日の原油相場の動きは大きく、それがカナダ・ドル を押し上げたと指摘した。

トロント時間午後4時51分(日本時間22日午前5時51分)現在、カナ ダ・ドルは前日比1.6%高の1米ドル=1.0427カナダ・ドル(1カナダ・ドル=

0.9591米ドル)。前日は1.0599カナダ・ドル。4月16日以来の大幅高で、3 日続伸となった。

カナダ2年物国債(表面利率2.75%、2010年12月償還)の利回りは6ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.85%。価格は11セント下 げて99.76カナダ・ドル。カナダ10年物国債の利回りは2bp上昇の3.6%。

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