NY銅先物:過去半年で最大の上げ-ドル下落でヘッジ需要強まる

21日のニューヨーク銅先物相場は過去6カ 月で最大の上げとなった。ドル相場の下落を受け、インフレヘッジとしての商品 需要が強まった。

ドルはユーロに対し、6週間ぶりの大幅安となった。ユーロや円など主要6 通貨のバスケットに対するドル指数は今月4.1%上昇しており、銅相場が3.4% 下げる要因となっていた。商品の多くはドル建てで取引され、ドル相場と逆の動 きを示す場合が多い。

バーナード・ジェイコブズ・メレット(コネティカット州スタンフォード) のアナリスト、パトリック・チドリー氏は「トレーダーが楽観的になり過ぎてド ル買いが過剰に進んだ」と指摘。「ドルが下落傾向に戻ったことから、銅相場を 支えることになるだろう」と予想した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場12 月限終値は前日比14.3セント(4.2%)高の1ポンド当たり3.5385ドル。2月 19日以来の大幅上昇となった。