米リーマン株下落、中韓の投資家との出資交渉決裂との報道-欧州市場

証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールデ ィングスの株価は、21日の欧州市場の取引で下落している。同社への出資をめ ぐる韓国産業銀行(KDB)と中国の中信証券(Citic証券)との交渉が 今月、決裂したとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が悪材料と なった。

フランクフルト時間午前10時38分(日本時間午後5時38分)現在のリー マン株は13.29ドル。20日のニューヨーク市場では13.73ドルで終了していた。 年初来では79%下落。

FT紙によれば、KDBと中信証は今月の第1週にリーマン株を最大50% 取得することをめぐり交渉した。同紙は事情に詳しい複数の関係者の話を基に 伝えた。両社はリーマンの求める価格が高過ぎると判断し、交渉は決裂したと いう。

リーマンとKDBの広報担当者はコメントを控えた。中信証の広報担当 者は交渉については聞いていないと述べた。

また、米シティグループのアナリスト、プラシャント・バーティア氏は20 日付のリポートで、リーマンの2008年6-8月(第3四半期)業績予想を1株 当たり3.25ドルの赤字と、従来の同41セントの赤字から下方修正した。同期 の資産評価損は29億ドル(約3160億円)に上る可能性があると指摘した。

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