インドネシア:すず・銅などの生産制限へ-鉱山維持や価格調整で

世界最大のすず輸出国であるインドネシア は、すずなど5種類の鉱物の生産量を制限することを計画している。鉱山の寿 命延長と価格調整が目的。

石炭・鉱物資源担当のセティアワン長官は20日、パンカルピナンでインタ ビューに応じ、インドネシア政府が、すずの生産量をことしから年間9万トン に制限する方針を明らかにした。銅、金、ニッケル、鉄鉱石の生産量も制限す る予定。詳細については触れなかった。

インドネシアによる生産量の制限は、すず相場上昇の支持材料になる可能 性がある。ロンドン金属取引所(LME)で取引される金属のうち、すずの年 初来上昇率が最も高い。英調査会社ITRIの統計によると、インドネシアは 昨年、世界のすず精鉱生産の約3分の1を占めた。

すず関連の会議に出席したセティアワン長官は「過剰な採掘を防止し、国 際市場の価格下落を阻止するのが主な狙いだ。供給が過剰になると価格が下落 する」と述べた。