「温暖化に関心を」米企業へ株主申し立て、最高の57件-投資家連合

投資家や環境保護団体などの連合組織「C eres」(本部ボストン)によると、米企業に対する気候変動関連の株主によ る申し立てが今年、過去最高の57件に達した。株主による環境への関心の高ま りが背景にある。

Ceresの20日の発表によると、米3位の石炭生産会社コンソル・エナ ジーの地球温暖化に関する株主提案の支持率はほぼ40%と、この種の提案とし ては最高に達した。コノコフィリップスやエクソンモービルなどの米企業に対 して提出された株主提案は年初来で26件で、支持率は平均24%だった。

米国では、一部の投資家が気候変動リスクに関する情報開示の強化を求め ており、米証券取引委員会(SEC)に対し、地球温暖化が利益に及ぼすリス クに関する情報の開示を義務付けるよう要請している。

Ceresの電力プログラム担当ディレクター、ダン・バカル氏は、コン ソルの株主提案に対する支持率の高さは印象的だったと語る。Ceresは72 の機関投資家などで構成され、加盟する投資家の資産総額は7兆3000億ドル(約 790兆円)を超える。

バカル氏は19日のインタビューで「若干、驚きだった」と述べ、「経営陣 は、この提案を妥当なものだとは考えていないというシグナルを発しているう え、多数の株式を支配する傾向にある。このような状況で支持率が40%に達し たことは、非常に強いメッセージを発している」との見方を示した。

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