AOC:スエズ湾鉱区の権益をエジプト企業へ売却-開発に移行(2)

AOCホールディングスは21日、エジプト のスエズ湾ノースウェスト・オクトーバー鉱区での原油・天然ガス田開発に必 要な資金を調達するため、鉱区の権益をエジプトの石油開発会社に売却したと 発表した。エジプト政府から鉱区開発の承認を得たことから、2010年度前半の 生産開始を目指し本格的な開発計画の策定に着手する。

同社の関川宏一企画部長によると、売却額は非公表。原油を掘削するため のリグの費用など開発コストが上昇しているため、資金の分担が必要になった。

売却後もAOCは50%の権益を保有しており、引き続きプロジェクトのオ ペレーター(操業主体)にとどまる。AOCは06年9月に同鉱区の試掘に成功 している。重油など採算性の悪い製品の精製比率が高い重質原油が生産される 見通しで、可採埋蔵量は2500万バレル程度という。

AOCホールディングスの株価午前終値は前日比11円(1%)高の1098 円。