短期市場:翌日物0.50-0.505%、レポ安定でオペ横ばい-金先もみ合い

午前の短期金融市場では、無担保コール翌 日物は日本銀行の誘導目標0.50%付近で横ばい。準備預金の新しい積み上げが 始まったばかりで調達需要は底堅いが、資金需給に余裕があるうえ、レポ(現金 担保付債券貸借)金利も安定しており、国債買い現先オペの落札金利は低位横ば いだった。

翌日物は前日の加重平均0.503%に対して、国内銀行の調達が0.50%、外国 銀行の調達は0.505%で推移している。短期国債の発行日だった20日も0.50-

0.505%を中心に取引されたほか、レポは0.52-0.53%程度と落ち着いた水準だ。

午前9時30分に実施された国債買い現先オペ6000億円(8月25日-9月 8日)の最低落札金利は、前回(8月20日-9月5日)と同じ0.53%。レポ が低位安定するなか、4回連続の横ばいとなっている。平均金利は0.535%。 応札倍率は3.49倍と前回(3.67倍)を下回った。

朝の定例金融調節が見送られ、この日の当座預金は5000億円減の8兆6000 億円程度の見込み。準備預金(除くゆうちょ銀)は1000億円増の5兆6000億円 程度で、残り必要積立額(1日平均4兆7900億円)と積み終了先から推計した 中立水準4兆9000億円程度を7000億円程度上回る計算だ。

金利先物もみ合い

午前のユーロ円金利先物相場はもみ合い。前日の米債高や日経平均株価の下 落で買いが先行したものの、今週前半の利下げを期待したような買いは後退して いる。7月の貿易黒字額が予想を下回るなど交易条件の悪化や国内需要の減少で 景気懸念がくすぶり、相場は底堅さもある。

中心限月2009年3月物は前日比横ばいの99.265で取引を始め、同0.010ポ イント高い99.275まで上昇。ただ、その水準では戻り売りもあり、99.265-

99.275のレンジで推移している。日銀総裁会見を控えた今週18日や19日の取 引では99.320(0.680%)と、4月15日以来の高値をつける場面もあった。

日銀は今週、現状の景気判断を「停滞している」に下方修正したものの、先 行きについては「次第に緩やかな成長経路に復していく」との見通しを維持した。 日銀総裁会見では、景気下振れと物価上振れ双方のリスクに注意が必要との判断 が示された。

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