短期市場:翌日物0.50%付近で横ばいか-新積み期で調達需要が底堅い

短期金融市場の無担保コール翌日物は、日 本銀行の誘導目標0.50%付近で横ばいが継続しそうだ。8月分の準備預金の積 み期間に入ったばかりで、国内金融機関を中心に0.5%前後の水準で資金を調達 しようとする意欲が根強い。もっとも、準備預金残高は小幅増加し、資金需給に は余裕がある。

20日の無担保コール翌日物の加重平均金利(速報)は3日連続の0.503%と なった。0.50-0.505%程度で取引を開始し、午後に入っても0.50―0.505%の レンジを中心に取引された。外国銀行の調達は引き続き限られるものの、国内銀 行は0.5%付近での積み需要が指摘された。

この日は20日のように短期国債の発行要因もないうえ、準備預金の積み上 げ自体は順調に進んでいるため、波乱のない展開が見込まれる。レポ(現金担保 付債券貸借)は、22日や25日のスタート分が0.53-0.55%程度の取引となって おり、この日も0.5%台前半で推移しそうだ。

調節見送りの予想-準備預金5.6兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は前日比5000億 円減少の8兆6000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は1000億円増の5兆 6000億円程度になる見込み。市場では、調節見送りを予想する声が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均4兆7900億円)と積み終了先(20日 は1100億円)から推計した中立水準は4兆9000億円程度とみられ、調節見送り となれば資金需給にはかなりの余裕が残る計算だ。

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