ゴールドマン、モルガンS、リーマンの利益予想下げ-サンフォード

サンフォード・C・バーンスティーンは、 米証券大手ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレー、リー マン・ブラザーズ・ホールディングスの2008年6-8月(第3四半期)利益予 想を下方修正した。

ブラッドリー・ヒンツ氏らバーンスティーンのアナリストは20日付の調査 リポートで、リーマンの同四半期業績を1株当たり1.40ドルの赤字と、従来予 想の0.74ドルの黒字から下方修正した。ゴールドマンの1株利益予想は2.50 ドルと、従来予想から25%引き下げた。モルガン・スタンレーは同22%引き下 げ0.81ドルとした。

リポートは債務担保証券(CDO)や住宅・商業用不動産ローン、不動産 などの保有資産の価値低下という点で、「証券株について不安がなくなったと は考えていない」としている。ヒンツ氏は「債券資産をめぐる環境はこの四半 期中に大きく悪化した」と指摘した。

アナリストらはただ、モルガン・スタンレー株はS&P500種株価指数のパ フォーマンスを上回り、リーマンとゴールドマンについては指数並みとなると 予想している。

不動産ローン関連資産の価値目減りや、金融機関のサービスへの需要低下 を理由に、銀行や証券会社の利益予想を引き下げるアナリストが相次いでいる。 ゴールドマンのアナリスト、ウィリアム・タノナ氏は19日、銀行と証券各社の 業績見通しを下方修正した。メリルリンチやオッペンハイマー、ドイツ銀行も 先週、金融機関の業績予想を引き下げ、不動産ローン関連証券での評価損を予 想した。