アジア株:MSCI指数が反発-中国株が高い、政府の景気刺激策観測

20日のアジア株式市場では、MSCIアジア 太平洋指数が2年ぶり安値から反発。中国政府が景気刺激策を実施するとの見方 から、中国・香港株が上げを主導した。

契約者数で世界最大の携帯電話サービス会社、中国のチャイナ・モバイル(中 国移動)は香港市場で前日比3.2%高。同国最大の投資会社の証券部門、中信証 券(Citic証券)は同10%高と、ここ1年7カ月で最大の上げとなった。 世界最大の鉱山会社、オーストラリアのBHPビリトンや中国最大の海洋石油会 社、中国海洋石油(Cnooc)など商品株も上昇。原油や金属相場の反発を受 けて買われた。

AMPキャピタル・インベスターズのアジア太平洋株式部門責任者、ケリー・ シリーズ氏は「中国経済は、アジアにとっても世界全体にとっても非常に重要 だ」とした上で、「中国経済は減速している。問題は政府がどのような景気刺激 策をいつ打ち出すのかと、それが外需の鈍化を補えるかだ」と解説した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後5時8分現在、前日比0.4%高の

123.22。前日は2006年7月以来の安値で終了していた。中国のCSI300指数は 同7.9%高と、4月24日以降で最大の上げとなった。一方、日経平均株価は前日 比13円36銭(0.1%)安の1万2851円69銭で終了。

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