新日鉄住金:ニッケル系ステンレス薄鋼板、受注見送り-需要低迷で

国内ステンレス最大手の新日鉄住金ステン レス(NSSC)は20日、8月契約分のニッケル系ステンレス冷延薄鋼板の店 売り(一般流通)受注を見送ると表明した。

クロム系ステンレスは、自動車やプラント部品向けに需要が堅調だが、ニ ッケル系は建築需要を中心に低迷が続いている。同社はこれまで例年の3割程 度の減産を続けていたものの、需要低迷の長期化により減産強化が必要と判断 した。

8月契約の店売り受注の価格については、ニッケル価格下落によりニッケ ル系薄鋼板が1トン当たり前月比2万円安い47万円と1年11カ月ぶり安値と なった。一方、クロム系はクロム価格の上昇によって同9万円高い32万1000 円と最高値を更新した。

新日本製鉄の株価終値は前日比5円(1.0%)安の516円。