午後の日本株はプラスに浮上、中国株急騰で-輸出関連株が下げ縮小

午後の東京株式相場は、先物主導で株価 指数が前日比プラスに浮上する場面が増えている。午前の売り一巡後に底堅さ を確認した上、中国株が6%超の上昇となっていることも心理的に支援材料と なった。原油など商品市況高から、三菱商事などの商社株や非鉄金属株が上昇。 三菱地所などの不動産株も高い。半面、トヨタ自動車など輸出関連株は下げ幅 を縮小させている。

午後零時54分時点の日経平均株価は前日比33円7銭(0.3%)高の1万 2898円12銭、TOPIXは0.37ポイント(0.03%)高の1235.91。東証1部 の売買高は概算で9億1488万株。値上がり銘柄数は832、値下がり銘柄数は 712。一方、昼休み中の東証立会外では約165億円のバスケット取引が成立し た。午後の東証業種別33指数の騰落状況では、値上がり業種が24、値下がり 業種が9。

中国株が急騰しており、上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建て A株に連動しているCSI300指数は、前日比で一時6.5%高の2502ポイント と大幅続伸。JPモルガン・チェースは、中国政府が最大4000億元の景気対 策を検討しているとリポートで指摘。今年中に金融緩和を行う可能性があるほ か、景気対策では減税や資本市場の安定化、住宅市場の支援なども含まれると している。東京株式市場では、中国経済の成長減速への警戒が強かっただけに、 景気への過度の不安がやや後退している。

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