インドの食料省次官:世界の食糧危機は終息か-作付け拡大で供給増

インド食料省のクマール次官は、作付けの 拡大により世界の食糧危機は終息する可能性があるとの見方を示した。今年は 小麦やトウモロコシ、コメの相場が過去最高水準に達し、世界各地で暴動が発 生した。

世界2位の人口を擁するインドの食料安全保障政策の策定を担当するクマ ール次官は18日、ニューデリーでインタビューに応じ、「もう危機的状況では ないと思う。食料は調達できるようになるだろう」と述べた。

オーストラリアや中国などで小麦やトウモロコシ、コメ、大豆の作付けが 拡大し、30年ぶりの低水準まで落ち込んだ穀物在庫は増加している。食糧危機 が終息すれば、インドやエジプトなどの貿易障壁が緩和され、社会不安につな がっていたインフレが収束する可能性がある。

クマール次官は、コメは依然として割高だが、世界の小麦と大豆の生産高 見通しは「非常に堅調だ」と指摘。「コメ価格は軟化しているが、十分に軟化し ているとは思えない」との見解を示した。

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