ニッケル需給:08年は均衡か、ストや減産で供給過剰分縮小-CRU

英金属調査会社CRUは19日、ニッケルの 需給が今年、均衡する可能性があるとの見通しを示した。ストライキや生産途 絶による減産で、予想された供給過剰分が縮小していることを理由として挙げ た。

CRUのニッケル・ステンレス鋼調査部門の責任者、バネッサ・ダビッド ソン氏によると、オーストラリアや南米での労働争議や供給途絶により今年の ニッケル生産は5万5000-6万トン減少した。昨年は9万6000トンの供給過剰 だった。

ダビッドソン氏は19日、ロンドンからの電話インタビューで「現時点では、 2008年に供給過剰になるとは予想していない」と述べ、「需要は期待されたほど 堅調ではないが、減産が相場を下支えしている」との見方を示した。