【今日のチャート】金の強気筋が「手じまい急ぐ」-相場下落を示唆か

ニューヨーク市場の金先物の建玉(未決 済残高)が11カ月ぶりの低水準まで落ち込んだことから、金相場は下落に向 かう可能性がある。金先物相場は過去最高値の1オンス当たり1033.90ドルに 達した3月以降、21%下げている。

今日のチャートは、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部 門の金先物の建玉を示す。金先物の建玉は12日、36万5611枚と、昨年9月 10日以来の低水準となった。4カ月ぶりの高水準となった7月18日と比較し て26%減少した。建玉は1月15日に59万3953枚と、少なくとも1994年以来 の高水準まで増加。この後、相場は15%上昇し、3月17日に最高値を更新し た。

エクイデックス・ブローカレッジ・グループ(ニュージャージー州)の先 物取引担当ディレクター、ロン・グッディス氏は「金の建玉は急減しており、 市場関係者が現在、手じまいを急いでいることを示している」と指摘。「いま はだれも金を取引しようとは思わない」との見方を示す。

金相場は先週、8.4%下げ、過去25年で最大の下落率を示した。金先物相 場12月限の19日の終値は1オンス当たり816.80ドルだった。

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