リッチモンド連銀総裁:景気回復と金融安定の前に利上げ必要か(2)

米リッチモンド連銀のラッカー総裁は19日、 インフレを抑制するには、経済成長と金融市場の正常化の前に利上げが必要にな ることもあり得ると述べた。

ラッカー総裁はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「現在の 金融緩和政策を時宜を得たやり方で解除することが大切だ」と語った。「経済の ぜい弱性がすべて過去のものとなったと確かめるのを待たず、そして金融市場が 望ましい落ち着きを取り戻したと完全に確信するのを待たずに、金融緩和を解除 する必要があるかもしれない」と述べた。

米消費者物価が17年ぶりの大幅な伸びとなったことから、米金融当局が利 下げを実施し、景気回復を促す余地は縮小した。労働省がこの日発表した7月の 生産者物価指数(PPI)は前月比1.2%上昇し、エコノミスト予想の2倍の伸 び率となった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は5日の声明で、雇用の縮小と長引く金 融市場の混乱により、利上げの時期が遅れることを示唆していた。

ラッカー総裁は、「現状を考慮すると、フェデラルファンド(FF)金利の 誘導目標を下げるべきだとは思わない」と述べた上で、「金融政策は現在、非常 に景気刺激的だ」と説明した。

またインフレについては、「われわれは引き続きかなりの高リスクの状況に ある」と指摘した。

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