ドンキホテ株が大幅安、今期も既存店売上高は苦戦-子会社改善も遅れ

ディスカウントストア業態の運営を手掛け るドン・キホーテの株価が大幅安。今期(2009年6月期)も単体既存店売上高 が減少する見通しであるうえ、連結子会社でホームセンターを展開する「ドイ ト」の業績改善が遅れている。会社側が示した収益計画がアナリスト予想を下 回ったため、売りが膨らんでいる。

株価は取引開始直後から売り注文が先行。前日比182円(9.1%)安の1818 円まで売り込まれた。

三菱UFJ証券の小場啓司シニアアナリストは19日付の投資家向けのメモ で、「新年度は改装を進めるなかで、いかに子会社の業績が改善するか」に注 目している。「ドイト」、スーパーを展開する「長崎屋」の改装に力を入れる 一方で、単体の出店を抑制。すでに開始した改装店舗の立ち上がりは順調と会 社側が説明したという。

同社が18日の取引時間終了後に発表した09年6月期の連結純利益予想は 前期比11%増の103億円。ブルームバーグ・データによるアナリスト9人の事 前予想平均109億円を下回った。新規出店はこれまでの20店舗強の出店ペース から6店舗程度に抑える。ただ、既存店売上高は前期比0.5%減(前期実績3.3% 減)と、前期の3.3%減に続きマイナスを見込んでいる。

決算発表後に業績予想を開示したアナリスト3人中2人が下方修正。3人 の純利益予想の平均値は104億円と、会社側の計画並みに下がった。

08年6月期連結純利益は前の期比13%減の93億円だった。事業効率の見 直しや子会社再生・復活のため、店舗撤退損失、固定資産除却損、減損損失な ど計29億円を計上した。

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