ファニーメイ株、寄り付き前時間外取引でも下落続く-19年ぶり安値

住宅金融投資で米最大手ファニーメイ(連 邦住宅抵当金庫)の株価は19日の米市場寄り付き前の時間外取引で続落し、19 年ぶり安値となっている。米政府による救済が必要になるとの懸念が背景。同業 のフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は上昇した。

ファニーメイ株はニューヨーク時間午前8時(日本時間午後9時)現在、

2.5%安の6ドル。18日は22%安と急落し、19日の欧州市場の取引では一時 3%安を付けていた。フレディマックはニューヨーク時間午前8時現在、1.3% 高の4.45ドルで取引されている。昨日は25%下落だった。

元国際通貨基金(IMF)チーフエコノミストのケネス・ロゴフ米ハーバー ド大学教授は19日シンガポールで、ファニーメイとフレディマックについて 「国有化する必要がある」と発言した。

米紙バロンズは16日、ブッシュ政権は両社が増資できず米財務省による資 金注入が必要となると予想していると報じていた。ロゴフ氏は、両社の「債券は 保証するべきだろう。米国は両社の債務を政府が保証するという印象を与え続け てきたからだ」とした上で、「株主が投資した全額を失うのはやむを得ない。両 社を徐々に分割し、少なくとも一部は民間企業とするべきだ。国営化した部分に ついては長くその状態を続けることが必要かもしれない」と語った。

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