香港株(終了):ハンセン1年ぶり安値-富士康は過去最大の下げ

香港株式相場は続落。指標のハンセン指数 は1年ぶり安値で引けた。香港経済が5年ぶりの低成長となったことから企業 業績への不安が深まった。

サイノ・ランド(83 HK)が不動産株の下げを主導。携帯電話機の受託生産 で世界最大手の富士康(2038 HK)は1-6月(上期)が大幅減益となったこと を明らかにし過去最大の下げを記録した。15日の原油下落を受け、中国海洋石 油(Cnooc、883 HK)などエネルギー株も安い。

ハンセン指数は前週末比229.91ポイント(1.1%)安の20930.67と、2007 年8月17日以来の安値。ハンセン中国企業株(H株)指数は1.8%安の10966.37。

フィリップ・セキュリティーズのファンドマネジャー、ルイス・ウォン氏 は「ハンセン指数は年初来20%余り下落した。景気減速を反映したものだ」と した上で、「米国の成長も鈍化するなかで、香港の輸出はさらに弱くなるだろう」 との見方を示した。

サイノ・ランドは4.9%安の13.20香港ドル。富士康は24%安の5.84香港 ドル。Cnoocは1.9%安の10.52香港ドル。