短期市場:翌日物0.50%付近で推移、新積み期の需要で―金先高値更新

短期金融市場で無担保コール翌日物金利は、 日本銀行の誘導目標の0.50%付近での取引が続いた。資金需給面で余剰感があ るものの、この日から実質的に8月分(8月16日―9月15日)の準備預金の積 み期間がスタートしたことで、金融機関が0.5%前後で着実に資金調達を進めた。

無担保コール翌日物金利は、前週末の加重平均0.504%(速報)とほぼ横ば いの0.505%で取引をスタート。その後も、国内銀行は0.50-0.505%、外国銀行 は0.50-0.51%程度で調達。午後に入っても、0.50-0.505%での取引が続いた。

日銀が午前9時20分の定例金融調節を見送り、この日の準備預金の残高見 込み(ゆうちょ銀行を除く)は5兆6000億円。当座預金は前週末比8000億円増 加の9兆3000億円程度となった。

資金需給としては、準備預金残高が中立水準とされる1日平均の必要積立額 (4兆8500億円)を上回り、やや余剰感があるものの、この日は実質的な8月 分の積み初日で着実な積み需要が見られたため、取引は0.50%付近で安定的に 推移した。

ユーロ円金先、4月以来の高値を更新

東京金融取引所のユーロ円金利先物相場は上昇。中心限月の2009年3月物 は一時、99.32(金利ベースで0.68%)と、4月以来の高値を更新した。朝方は 横ばいの99.255で寄り付き、その後は買いが優勢になり、水準を切り上げた。 景気後退局面入りが引き続き意識され、売り持ちの買い戻しが続いているほか、 日銀利下げの観測を背景とする買いも入っている。

国債買い現先オペ、横ばいの0.53%

日銀が資金供給目的で、午前の金融調節で実施した国債買い現先オペ6000 億円(20日―9月5日)の入札結果では、最低落札金利は0.53%となり、前回 14日実施分と横ばいだった。平均落札金利は0.536%。

また、日銀が午後の金融調節で実施した本店分の共通担保資金供給オペ 4000億円(19日―26日)の入札結果では、最低落札金利は0.54%となり、前回 15日の0.53%から若干上昇した。平均落札金利は0.54%。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE