中国株(午前):CSI300指数、1年半ぶり安値-中信証券が安い

18日午前の中国株式市場で、CSI300 指数は下落し、1年半ぶりの安値を更新している。世界の株式市場でパフォー マンスが今年最悪の中国株式相場に対し、政府がてこ入れ策を実施しないとの 懸念が重しとなっている。

時価総額で中国2位の証券会社、中信証券(Citic証券、600030 CH) は、1年5カ月ぶりの安値に落ち込んだ。中国の証券当局は年金基金や保険会 社など大口の機関投資家による投資を株式市場に呼び込む手段を模索する方針 を明らかにしたものの、詳細は示さなかった。商品の弱気相場が悪化するとの 観測から、石炭や金属株も安い。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)は「市場には信頼感 がない」と指摘。「監督当局が株安を阻止するための具体策を何も実施してい ないことに誰もが失望している」と述べた。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比68.10 ポイント(2.8%)安の2379.51。このままいけば、終値は2007年2月7日 以来の安値となりそうだ。政府のインフレ沈静化措置で企業収益が悪化すると の懸念を背景に、同指数は今年に入り55%下落しており、ブルームバーグが集 計している世界の88指数のうちで下落率は最大となっている。

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