アデランス株が売り気配、経営体制の混乱などで通期業績を下方修正

かつらなどの理容美容器具の製造・販売 会社を傘下に抱えるアデランスホールディングスの株価が、売り気配で始まっ た。15日の取引終了後、市場環境の悪化や経営体制混乱による影響などを理 由に、2009年2月期の連結業績予想を大幅に下方修正した。これを嫌気した 売りが膨らんでおり、午前9時11分現在の気配値は、前週末比90円 (4.6%)安の1871円で、注文状況は差し引き2万株弱の売り超過。

アデランHが発表した通期純利益予想は、前期比15%減の5億円と従来 予想の23億円から大幅な減額を見込む。売上高は前期比横ばいの750億円 (従来予想は791億円)、営業利益は同 34%減の27億円(同54億円)とそ れぞれ減額した。同社は今後、国内の中核事業の売上計画を修正するほか、広 告や出店計画なども見直し効率化を図る。また、8月中間連結業績予想につい ても減額修正した。女性かつら不振で、中間期純損益は黒字予想から赤字とな る見通し。

5月に開かれた定時株主総会で経営陣再任が否決され、経営体制が混乱し た同社は今月9日に臨時株主総会を開催、筆頭株主スティール・パートナーズ 幹部を含む新任取締役7人が承認されている。

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