NY原油(15日):続落、一時111ドル台-ドル高でヘッジ需要後退

ニューヨーク原油先物相場は続落。一時 はバレル当たり111.34ドルと、5月1日以来の安値を付けた。ドルが上昇し、 インフレヘッジとしての商品の魅力が薄れたため、売りが続いた。

原油は7月11日に付けた最高値147.27ドルから24%下げている。主要 6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は1月以 来の高水準。米国は個人消費が底堅く推移し、リセッション(景気後退)を回 避するとの思惑が背景にある。

アラロン・トレーディングのシニアトレーダー、フィル・フリン氏は「こ の日はドル相場が材料となった。ドルや戦争、景気に対するリスクから商品が 買われていた。世界的に商品需要が落ち込んでいる兆候が表れ、その取引は解 消されている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物9月限 は前日比1.24ドル(1.1%)安の1バレル=113.77ドルで終えた。週間で は2.9%安。

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