中国株(終了):上昇、平安保険など金融株高い-インフレ懸念後退

中国株式市場では、CSI300指数が上昇。 金融株が高い。中国株がここ2年余りで最も割安な水準となったことから、一部 の投資家が買いを入れた。原油値下がりでインフレ加速懸念が後退したことも材 料視された。

中国2位の保険会社、中国平安保険(集団、601318 CH)や招商銀行 (600036 CH)が上げをけん引した。バナジウム鋼大手の攀枝花新鋼(000629 CH)は値幅制限いっぱいの10%高。業界大手による株式取得が好感された。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は、前日比4.10ポイント(0.2%)高の2447.61で終了。今週は

5.6%安となった。

ブルームバーグがまとめたデータでは、同指数の株価収益率(PER)は約 18倍と、2006年3月以来の低水準となっている。

JFアセット・マネジメントの投資サービス担当責任者、ジェフ・ルイス 氏(香港在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「向こう2、 3年を見通す中期的投資家にとって、現在のバリュエーション(株価評価)は 極めて魅力的に見える」と指摘。「これまでのところ、中国経済はソフトランデ ィング(軟着陸)に向かっており、企業決算は全体として満足できるものとな っている」との見方を示した。