中国株(午前):上昇、平安保険など金融株高い-インフレ懸念後退

15日午前の中国株式市場で、CSI300指 数は上昇。金融株が上げをけん引している。中国株は今週まで3週連続の下落 に伴い約2年半ぶりの割安水準となったことから、一部の投資家が活発な買い を入れた。原油値下がりでインフレ加速懸念が後退したことも材料視された。

中国2位の保険会社、中国平安保険(集団、601318 CH)や招商銀行 (600036 CH)が高い。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比24.44 ポイント(1%)高の2467.95。

CSI300指数は週間ベースでは4.8%の下落。ブルームバーグがまとめ たデータでは、同指数の株価収益率(PER)は約18倍と、2006年3月以来 の低水準となっている。

JFアセット・マネジメントの投資サービス担当責任者、ジェフ・ルイス 氏(香港在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「向こう2、 3年を見通す中期的投資家にとって、現在のバリュエーション(株価評価)は 極めて魅力的に見える」と指摘。「これまでのところ、中国経済はソフトランデ ィング(軟着陸)に向かっており、企業決算は全体として満足できるものとな っている」との見方を示した。