7月米鉱工業生産指数は横ばいか、8月消費者マインドは上昇へ-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関78社の予想をまとめた調査によると、15日に発表される7月の米鉱工業生 産指数は前月比で横ばいだったもようだ。消費や設備投資の低迷が製造業の生 産削減につながったとみられている。6月は同0.5%増だった。

過去四半世紀で最悪の住宅不況を受けて銀行は融資を厳格化しており、売 り上げの低迷が続きそうだ。海外景気にも減速の兆しが出るなか、需要鈍化は、 製造業での雇用削減や工場閉鎖が今後増加し、米経済の苦境が続くことを意味 する。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのエコノミスト、ライアン・ス ウィート氏は「製造業は第3四半期も引き続き逆風にさらされそうだ」と指摘。 「世界経済は失速の兆候を示しており、この点が打撃になる」と話した。

鉱工業生産指数は連邦準備制度理事会(FRB)が午前9時15分(ワシ ントン時間、以下同じ)に発表する。調査での予想レンジは0.5%低下-0.4% 上昇。

設備稼働率は79.8%(67社の中央値)と、6月の79.9%から低下したも ようだ。過去30年の平均は81%。

ニューヨーク連銀が午前8時半に公表する8月の製造業景況指数は50社 の中央値では、景況の拡大と縮小の境目を示すゼロを下回ったとみられている。 予想通りなら、過去7カ月でマイナスは6回目となる。

午前10時に発表予定の8月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指 数(速報値)は、63社の中央値で、7月に続く上昇が見込まれている。同指 数は6月に、28年ぶり低水準に落ち込んでいた。