米オフィス空室率:4-6月期は10.2%に上昇-クッシュマン調査

【記者:Sharon L. Lynch】

8月14日(ブルームバーグ): 米商業用不動産仲介大手クッシュマン・ア ンド・ウェイクフィールドによると、米国のビジネス中心街のオフィス空室率は 2008年4-6月(第2四半期)に平均で10.2%と、前年同期の9.7%から上 昇した。米国では失業保険申請が増加し、金融機関による巨額の貸倒損失・評価 損計上が続いた。

クッシュマンのエグゼクティブマネジングディレクター兼調査責任者、マリ ア・シコラ氏は電子メールでの発表文で「オフィス賃貸動向は若干鈍化してきた が、大半の主要市場でファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は依然、力強い」と 指摘した。

今回の調査によると、32地区の賃貸希望価格は1平方フィート(0.0929 平方メートル)当たり平均40.19ドルと、前年同期の同30.84ドルから上昇 した。マンハッタンのミッドタウンは83.96ドル(前年は69.08ドル)と、 全米で最高だった。2番目に高かったのはボストンで50.09ドル。

空室率は住宅ローン市場の混乱で大きな打撃を受けたフロリダ州で最も上 昇した。同州フォートローダーデールの空室率は19.1%と、前年同期の13.3% から急上昇した。

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