東燃ゼネ石株が4カ月半ぶり安値、マージン悪化で通期純利益4割減額

国際石油資本、エクソンモービル傘下の 東燃ゼネラル石油の株価が一時、前日比13円(1.5%)安の853円と5日続落。 価格転嫁が不十分で石油化学製品のマージンが悪化するなどとし、同社は14 日に2008年12月期の連結純利益予想を従来から4割減額した。利益水準の低 下に伴い株価反発への期待が後退、4月2日以来、約4カ月半ぶりの安値水準 まで下げた。

新しい通期の連結純利益予想は190億円で、従来の320億円からは41% の下方修正。前期実績は70億円だった。14日に都内で会見したウィリアムJ. ボガティ取締役によると、下方修正は「中間期利益の減額に加え、7-12月 の石油化学製品のマージン低下が挙げられる」という。

一方、同時に発表された6月中間期の純利益は前年同期比66%減の59億 円にとどまった。原油価格の高騰に伴うコスト増が製品の販売価格に十分に転 嫁できず、マージンが悪化したことが響いた。売上高は20%増の1兆6926億 円、経常利益は87%減の38億円。ボガティ氏は、「08年1-6月の石油製品 輸出量は前年同期の約150万キロリットルから約230万キロリットルに大幅に 増加した」とし、売上高増加の要因について「国内で需要が低迷する中、輸出 が大幅に伸びた」と説明している。

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