ラガルド仏財務相:年内リセッション入りの懸念を否定

フランスのラガルド財務相は14日、4-6 月期がマイナス成長となった同国経済について、年内にリセッション(景気後 退)入りする可能性があるとの懸念を否定した。

ラガルド財務相は、ラジオ局フランス・インターで、仏経済に関し「海外 の要因の影響を受けているため、状況は明らかに困難だ」と指摘しながらも、「リ セッションについて議論するのは問題外だ」と述べた。

仏国立統計経済研究所(INSEE)が同日発表した4-6月期の国内総 生産(GDP、速報値)は前期比0.3%減だった。原油主導のインフレ加速に伴 う購買力低下の影響で、フランスの個人消費が減少。企業もユーロ高への対応 に苦慮している。

ラガルド財務相はまた、テレビ局TF1で、今年の成長率は政府目標(1.7 -2%)の「下限」になると指摘し、成長ペースは10-12月期に上向くとの見 通しを示した。

さらに、最近の原油相場やユーロの対ドル相場の下落について「今後数カ 月以内に景気回復の条件を整えることになるはずだ」と指摘。年末と来年初め には「より好ましい」経済成長を見込んでいると述べた。