ミネアポリス連銀総裁:緩やかな経済成長でインフレ後退の可能性

【記者:Steve Matthews、 Vivien Lou Chen】

8月14日(ブルームバーグ)ミネアポリス連銀のスターン総裁は14日、米 国は失業率悪化やインフレ緩和が進むなかで、恐らく低成長の道筋をたどり続け るとの見解を示した。

スターン総裁はモンタナ州の会合での講演用原稿で、「米経済成長は引き続 き緩やかな水準にとどまり、失業率は当面さらに悪化する可能性が高く、エネル ギーなど商品相場は回復することなくインフレが後退する」状況に恐らくなると 指摘した。

米金融当局は景気鈍化がインフレ率を押し下げると期待しており、スターン 総裁の発言はこうした見方を反映している。労働省が同日発表した7月の米消費 者物価指数(CPI)は前年同月比で17年ぶりの大幅な伸びを示した。前月比 では0.8%上昇と、予想の2倍だった。

スターン総裁はまた、米当局が経営難の金融機関を特定し、純資産がプラス でも資本が調達できない銀行を閉鎖するための仕組みを改善することで、金融機 関の監督を強化するよう呼び掛けた。

同総裁は「金融株に対する逆風を考慮すると、信用状況が改善するまで米景 気は抑制される可能性が高そうだ」と述べた。

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