カナダ・ドル:3日ぶり反落、米インフレ率加速で-2年債利回り上昇

14日の外国為替市場で、カナダ・ドルは3 営業日ぶりに反落し、1年ぶりの安値付近となった。7月の米消費者物価指数 (CPI)が前年同月比で17年ぶりの大幅な伸びとなったことが手掛かり。

米ドルは16主要通貨のうち15通貨に対し上昇。米金利先物相場は、カナ ダと米国との1%の金利格差が年内は拡大しない可能性を示唆した。

RBCキャピタル・マーケッツの為替ストラテジスト、アダム・コール氏 (ロンドン在勤)は「米CPI伸び率が予想を上回ったことは米ドルにとって プラス要因だった」と指摘。「相対的にカナダ・ドルは下落した」と説明した。

カナダ・ドルは、トロント時間午後2時56分(日本時間15日午前3時56 分)現在、前日比0.1%安の1米ドル=1.0633カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.9406米ドル)。一時は0.6%高の1.0563カナダ・ドルまで値上がりした。 前日は1.0626カナダ・ドル。12日には1.0728カナダ・ドルと、2007年8 月17日以来の安値を付けていた。

7月の米CPIは前月比0.8%上昇と、伸び率は予想の倍だった。前年同 月比では5.6%上昇し、1991年以来の高い伸びとなった。

カナダ2年物国債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは、1 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.78%。価格は2セント 下げて、101.69カナダ・ドル。10年債(表面利率4.25%、2018年6月償還) の利回りは、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.59%。

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