欧州株:3日ぶり上昇、割安感から鉱山株に買い-テスコやメトロ高い

欧州株式相場は3日ぶり上昇。株価収益 率(PER)が1月以来の低水準にある鉱山株に買いが集まったほか、米小売 大手のウォルマート・ストアーズの5-7月期利益が予想を上回ったことを背 景に小売り株に買いが膨らんだ。

銅・金相場の続伸を背景に、オーストラリアの鉱山会社、BHPビリトン は上昇。小売り銘柄では、英テスコと独メトロが高い。ウォルマートが利益見 通しを従来予想から引き上げたことが好感された。独建設大手のホッホティー フは上昇。利益見通しを上方修正した。

資源株を中心に買いが入り、ダウ欧州株価指数は前日比0.5%高の

285.91で終了した。銅やニッケル、金相場の下落を受けて、過去1カ月では 同指数を構成する18業種のなかで鉱山株の下げが最もきつかった。

バークレイズ・ストックブローカーズ(ロンドン)のファンドマネジャー、 ヘンク・ポッツ氏は「資源株の反発がみられた」と指摘し、「年内の株式相場 に関しては依然としてやや楽観的だ。割安感があることから、押し目買いが入 るだろう」と語った。

14日の西欧市場では、18市場のうち15市場で主要株価指数が上昇した。 ダウ欧州50種株価指数は前日比0.5%高、ダウ・ユーロ50種株価指数は

0.1%上げた。

BHPビリトンは4.6%高となった。英豪系鉱山会社のリオ・ティントは

3.1%上げた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、今週の 鉱山銘柄のPERは11.1倍と、1月以来の低水準。

テスコ、メトロ

テスコは2.5%上昇。メトロは1.3%上げた。ウォルマートの一部項目を 除いたベースの5-7月期利益は1株当たり86セントと、アナリスト予想を 2セント上回った。

ホッホティーフは2.7%高となった。同社の4-6月期利益は大幅増加し た。豪州とアジアでの好調な受注を背景に、同社は通年の利益見通しを上方修 正した。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前日比48.80ポイント(0.9%)高の5497.4。F Tオールシェア指数は同22.15ポイント(0.8%)上げて2798.35。

ドイツのDAX指数は20.02ポイント(0.3%)上げ6442.21。HDA X指数は11.00ポイント(0.3%)高の3281.26。

フランスのCAC40指数は17.94ポイント(0.4%)上昇し4420.91 で終了した。