7月の米CPIは0.4%上昇か、燃料高が一服で伸び鈍化へ-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関78社を対象に実施した調査によると、14日発表される7月の米消費者物価 指数(CPI)は、前月比0.4%上昇(中央値)したもよう。6月は同1.1% 上昇だった。

燃料コストのピークが過ぎたことで、CPIの上昇鈍化につながったとみ られている。エネルギーと食品を除いたCPIコア指数は前月比0.2%上昇 (78社の中央値)したようだ。

7月に始まったエネルギー価格下落は、8月に入っても続き、世界的な景 気減速が物価を抑制している状況を示唆している。CPI統計は連邦準備制度 理事会(FRB)のインフレ沈静化の予想を裏付け、FRBが2008年いっぱ い金利を据え置くとの観測が広がりそうだ。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、サ ル・グアティエリ氏は「経済の停滞は、CPIの高い伸びが過去の話になった ことを示唆している」と指摘。「インフレ鈍化でFRBは年内、金利を据え置 く公算が大きい」と述べた。

CPIは米労働省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。 ブルームバーグ調査での予想レンジは前月比0.1%上昇-0.7%上昇。CPIは 前年同月比では5.1%上昇(39社の中央値)と、1991年以来で最大の伸びが見 込まれている。

同省が同じ時間に発表する9日終了週の失業保険新規申請件数(季節調整 済み)は前週比2万件減の43万5000件(41社の中央値)となるものの、雇用 市場の弱さを示唆する水準が続く見込みだ。