中国国家開発銀:海外での買収公算小、自行再編を優先-中国証券報

中国国家開発銀行は組織再編に取り組んで いるため、国外で「大規模な」買収を実施する可能性は低い。中国証券報(オン ライン版)が14日、匿名の関係者1人からの情報として報じた。

同紙によると、昨年12月に中国政府から200億ドルの資本注入を受けた国 家開発銀は現在、商業銀行への組織再編に向けて株主保有比率や経営陣選びなど の詳細を詰めている。同行はまた、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅 ローン危機に見舞われた欧米の金融機関に対しては「慎重な」見方を取っている という。

国家開発銀は昨年7月に英銀バークレイズの株式3.1%を取得したが、それ 以来バークレイズ株は51%下落している。事情に詳しい複数の関係者が今月明 らかにしたところによれば、国家開発銀はドイツの保険大手アリアンツ傘下のド レスナー銀行の買収で独コメルツ銀行と競っている。

中国証券報はまた、国家開発銀が再編完了後に香港で2度目の人民元建て債 券を発行するとも伝えた。