7月の中国鉱工業生産:前年比14.7%増に伸び鈍化-五輪前の生産抑制

中国国家統計局が14日発表した7月の鉱 工業生産は前年同月比14.7%増と、6月の同16%増から伸びが鈍化した。北 京五輪開催前の大気汚染対策として中国政府が工場生産を抑制する措置を取っ たことなどが影響し、2007年2月以来で最低の増加率となった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト20人の予想中央値は 前月比15.9%増だった。

中国政府は五輪開催に向けて、自動車の交通量を半減させ、建設現場を閉 鎖、一部の工場には生産削減・停止を命じた。製造業者は夏場の電力不足や、 世界的な景気減速による外需鈍化の見通しにも直面している。

リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(香港)のエコノミスト、孫明 春氏は「鉱工業生産は五輪の影響を受けた」と指摘。「中国の製造業は、世界 的な景気減速や生産コスト上昇、信用収縮、電力不足、通貨高と厳しい状況に 直面している」と述べた。

1-7月の鉱工業生産は前年同期比16.1%増加した。

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