愛眼株が続落、めがね低価格化で顧客奪われる-四半期赤字で視界不良

チェーン店「メガネの愛眼」を展開する愛 眼の株価が一時、前日比36円(5.6%)安の605円と続落し、2003年12月以来、 4年8カ月振りの安値を記録した。めがねのロープライス(低価格)化を積極 的に進める競合他社に顧客を奪われており、第1四半期(08年4-6月)は赤 字に転落した。夏のボーナス商戦でも苦戦しており、業績不安が高まった。

同社が13日の取引時間終了後に発表した第1四半期決算では、営業損益は 前年同期の2億1200万円の黒字から2億4400万円の赤字に転落した。同社経 営企画室の土肥宏治室長は「めがねのロープライス化が進み、20-30代の顧客 が奪われた」と述べた。最近は遠近両用を使用するミドル層まで奪われている。

市場全体の低価格化に合わせ、同社でも06年8月ごろから店舗の一角に割 安なめがねコーナーを設置、販売を伸ばしたが、需要を先取りしただけで、07 年7月以降は既存店での販売数は前年実績を割り込んでいる。6月のめがね1 個当たりの平均価格は2万4660円。この3年で約2400円低下した。

09年3月期の業績予想は据え置き。営業利益は前期比19%減の7億4500 万円。第2四半期(7-9月)は夏場のボーナス商戦や9月の決算期末セール もある書き入れ時。ただ、7月の既存店売上高は前年同月比18%減と、出だし はつまずいた。同社では「9月のセールで割引率を高めるなどして顧客を呼び 込み、巻き返したい」(土肥氏)としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE