短期市場:翌日物0.51-0.515%、積み最終前の需要-金先高値もみ合い

短期金融市場の無担保コール翌日物は0.51 -0.515%に強含み。準備預金の積み上げ最終期日をあすに控えて国内銀行の調 達がしっかりする一方、同残高は4兆6000億円程度と資金需給の余裕は少ない。 ユーロ円金利先物相場は、約4カ月ぶりの高値圏でもみ合っている。

翌日物は13日の加重平均0.504%に対して、国内銀や一部外銀、証券の調 達が0.51%から始まり、0.515%に強含み。0.51-0.515%で推移している。積 み最終15日受け渡しのレポ(現金担保付債券貸借)は0.56-0.57%程度で推移 している。

日銀は午前9時20分の定例調節を見送った。準備預金(除くゆうちょ銀) は横ばいの4兆6000億円程度。残り必要積立額(1日平均4兆800億円)と積 み終了先(13日は3000億円)から推計した中立水準は4兆4000億円程度とみ られ、2000億円程度の余裕が残る計算だ。

外銀の調達需要が一部に限られるものの、資金需給に余裕の少ない金融調節 が続き、積み上げ額が大きい大手行などの調達はしっかり。全体の積みの平均ペ ースと比べた進ちょく率かい離幅もプラス1.0まで縮小している。積みの最終調 整で運用が慎重なため、15日受け渡しのレポも高止まりしている。

金利先物は高値もみ合い

ユーロ円金利先物相場は高値もみ合い。米国では消費減退や金融不安から株 価が下落する一方、インフレ警戒で米債も売られ、相場の方向感にやや欠ける展 開。ただ、一部不動産会社の経営破たんなどを受けて日経平均株価も1万3000 円を割り込んでおり、景気懸念から相場には底堅さもある。

中心限月2009年3月物は前日比横ばいの99.225(0.775%)で取引を始め、

99.225-99.230で推移。前週末に記録した4月17日以来の高値99.240に近い 水準だ。期先限月に影響を与える新発2年国債利回りは0.5ベーシスポイント低 下の0.690%、2年スワップは1%前後で推移している。