【注目株】不動産株、スーパー、楽天、ソニーFH、日産、三城(2)

14日の材料銘柄は以下の通り。

不動産関連:株価の下落が続いていたアーバンコーポレイション(8868) は13日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。 負債総額は2558億円。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン 問題に端を発した金融機関の不動産融資の厳格化と不動産市況の悪化で、資金 調達が困難になっていた。東証は9月14日付で同社株を上場廃止にすると発 表した。

スーパー:14日付の日本経済新聞によると、スーパー大手がインターネ ットで注文を受けた商品を当日に家まで届ける宅配事業を展開する。ダイエー (8263)が9月に参入するほか、イオン(8267)とユニー(8270)は実施店舗 と地域を拡大。主な顧客である高齢者や働く女性が増加していることと、ガソ リン高で需要が拡大するとみている。

楽天(4755)とリクルート:インターネット広告事業に本格参入する。14 日付の日本経済新聞が報じた。楽天は運営する仮想商店街の購買履歴から 4000万人の会員それぞれの好みに合った広告を配信する事業を年内に開始。 リクルートは電子地図や乗り換え案内など約60の地域情報サイトと提携、飲 食店や不動産など地域に密着した広告配信を今秋から本格展開するという。

ソニーフィナンシャルホールディングス(8729):第1四半期の連結経常 利益は前年同期比4.1%増の139億5300万円。損害保険事業が落ち込んだもの の、資産運用費用が減った生命保険事業と業容拡大したインターネット専業銀 行の2事業でカバーした。09年3月期の連結経常利益予想は前期比17%減の 370億円と従来計画を据え置いた。

日産自動車(7201):品質向上活動の強化に乗り出すと14日付の日本経 済新聞が伝えた。部品の審査資格者を現状の20倍の5000人超に増やすほか、 不具合発生から対応を取るまでの期間を半減させるという。

三城(7455):国内で店舗数が純減したうえ、スイス法人の投資運用で損 失が生じ、第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比87%減の1 億4300万円となった。国内売上状況、世界経済悪化などを踏まえ、09年3月 期の業績予想を下方修正。連結営業利益は従来計画比20%減の26億9200万 円にした。前期実績は38億8100万円だった。

三菱商事(8058):ブルネイで東南アジア最大の太陽光発電所を建設すると 14日付の朝日新聞が報じた。資源輸出国ブルネイとの関係を強化するとともに、 成長市場の東南アジアで高い発電効率が得られる太陽光パネルを検証する。

愛眼(9854):第1四半期(4-6月)の単体営業損益は前年同期の2億 1200万円の黒字から2億4400万円の赤字に転落。営業力の強化に向けて新規 2店舗や既存店5店舗のリニューアル、プライベートブランド商品の新規投入 などを図ったが、十分な効果が得られなかった。09年3月期の営業利益予想は 前期比19%減の7億4500万円と従来計画を据え置いた。

井関農機(6310):9月中間期の連結営業利益予想を収支トントンから5 億円に上方修正。前年同期は3億1900万円の赤字だった。第1四半期(4- 6月)は国内で農機売り上げに回復が見られたうえ、海外も堅調で営業赤字幅 が縮小した。ただ、09年3月期の業績予想は、原材料価格などの先行き不透明 感から変更していない。

マツモトキヨシホールディングス(3088):第1四半期(4-6月)の連 結営業利益は39億8800万円。同社は昨年10月に持ち株会社に移行。移行前 のマツモトキヨシの前年同期実績と比べると5.8%増益になる。長崎県など17 店の出店効果や、不採算の5店の閉鎖などが寄与した。09年3月期の連結営業 利益予想は前期比1.4%増の160億円。

セイノーホールディングス(9076):貨物量の減少や原油価格の高騰による燃 料費増加を理由に、9月中間期の連結営業利益予想を前年同期比31%減の25 億円に下方修正した。従来は38億円と増益を見込んでいた。経費の削減や燃 料サーチャージの導入などがあるため、09年3月期の業績予想は従来計画を 据え置いた。

日本ハウズイング(4781):主力のマンション管理事業の利益低迷や開発建設 事業の営業赤字などで、第1四半期(4-6月)の連結純損益は前年同期の1 億3300万円の黒字から2億8000万円の赤字に転落した。09年3月期の連結 純利益は前期比2.2%減の10億円と従来計画を据え置いた。

トウペ(4614):09年3月期の連結純損益見通しを従来計画の2億2000万円 の黒字から1億3000万円の赤字に変更した。前期は2億1700万円の赤字。需 要低迷で塗料事業の売上高が当初見込みを下回るうえ、主原料の溶剤・樹脂な どの高騰を製品価格に転嫁するのに時間がかかり、利益を圧迫するとみている。

テイカ(4027):機能性製品を中心に販売活動を進めたことで売上高が伸びた ものの、原燃料価格の高騰による採算悪化で第1四半期(4―6月)の連結営 業利益は前年同期比26%減の5億3600万円に落ち込んだ。09年3月期の連結 営業利益は前期比30%減の14億円を見込む。

リズム時計工業(7769):9月中間期の連結純損益予想を下方修正。当初は 3000万円の黒字を見込んでいたが、音楽著作権損害賠償損失10億9500万円 を特別損失に計上したため、8億円の赤字に転じる見通し。

はごろもフーズ(2831):原材料価格の上昇を理由とした値上げが浸透したう え、販売費などの諸経費の節約もあり、第1四半期(4-6月)の連結営業損 益は2億4800万円の黒字に浮上した。前年同期は2億300万円の赤字。09年 3月期の連結営業利益は前期比2.4倍の1億円を見込む。

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