米国市場のアジア株:続落-三菱UFJやみずほF、野村Hが安い

米国市場のアジア株は続落。米証券大手メ リルリンチが信用危機について、終息には程遠いとの見方を示したのが嫌気さ れた。

アジア企業ADR(米国預託証券)指数は、前日比0.6%安の138.17。日 本企業ADR指数は同1.6%安の93.06(ともにバンク・オブ・ニューヨーク集 計)。

シカゴ商業取引所(CME)の日経平均先物(9月限)は同275円安の1 万2985円。大阪証券取引所は1万3040円、シンガポール取引所(SGX)は 1万3325円(すべて日中取引終値)。

時価総額で邦銀最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MTU US) のADRは3.5%安の7.63ドル。同行の米地銀大手ユニオンバンカル(UNB C)の完全子会社化計画で、UNBCの株価が大幅に上昇したのを受け、三菱 UFJは買収提示額(30億ドル=約3300億円)を引き上げざるを得なくなる可 能性があるとの観測が強まり、売りが先行した。

三菱UFJは12日、65%を出資するUNBCを完全子会社化するため、残 る35%の株式を公開買い付け(TOB)で追加取得すると発表。UNBCの株 価は同日、前日比13%高の65.50ドルと大幅に上昇し、投資家の間で買収提示 額引き上げの予想が強まった様子が示された。UNBCは13日の取引終了後、 三菱UFJはUNBCの価値を過小評価しているとの見方を示した。

総収入で邦銀2位のみずほフィナンシャル・グループのADRは3.4%安 の8.48ドル。野村ホールディングス(NMR US)は4%安の13.64ドル。