世界経済の信頼感が上昇、原油安で10カ月ぶり低水準から反発-調査

ブルームバーグが顧客を対象にまと めた調査によると、8月の世界経済への信頼感は原油相場が過去最高値 から下げていることを背景に、前月の10カ月ぶり低水準から上昇した。

ブルームバーグの端末ユーザー約3000人を対象に実施したブルーム バーグ・プロフェッショナル・グローバル信頼感指数は14.1と、7月の

10.3から上昇。調査は今月4-8日に実施された。地域別では米国が

5.5ポイント上昇し18.2、西欧は同3.4ポイント上昇の12.9だった。同 指数の50は景気の拡大と縮小の境目を示す。

原油相場は過去1カ月間にバレル当たり30ドル近く下落。このため 米利上げ圧力が緩和するとともに、税還付の効果が薄れるなかでの米国 民への負担が縮小している。ただ、欧州や日本の景気減速を背景に世界 経済の見通しは引き続き暗い。

INGグループのエコノミスト、マーティン・ファン・フリート氏 (アムステルダム在勤)は「原油相場の下落は通常、欧州経済よりも、 むしろ米国にとって良いニュースだ」と指摘。「欧州のデータは最近に なって悪い方向に転じた。一方、米国の経済ニュースはしばらく悪い状 況が続いていた」と付け加えた。