ネット専業銀:投資収益不振でイーバンクが赤字、ソニー銀は増益確保

インターネット専業3銀行の第1四半期 (2008年4-6月)決算が13日、出そろった。ファンド投資や為替ヘッジ収益 が伸び悩んだイーバンク銀行は連結で最終赤字となり、ジャパンネット銀行はシ ステム投資負担により前年同期比で7割の減益となった。一方、住宅ローンなど が好調だったソニー銀行は唯一、増収増益を確保した。

イーバンク銀は、ファンド投資などの不振で経常収益が前年同期比47%減 の49億円に落ち込む中でシステム関連費などが増え、18億円の赤字に転落。07 年第2四半期(7-9月)以降4四半期連続の赤字となった。一方、前期(年 間)112億円を計上したサブプライム関連損失は2億8000万円にとどまった。 通期業績予想は公表していない。

ジャパンネット銀は、増収を確保したものの、6月、7月に販売を開始した 投資信託やスポーツ振興くじ「toto」など新規事業のシステム投資がかさみ、最 終利益は同71%減の1億1000万円だった。13日に決算を発表したソニー銀では、 住宅ローンのほか外貨預金なども好調で、単体の経常収益が同61%増の86億円 となり、純利益は同48%増の7億5000万円だった。

【ネット銀3行の4-6月業績】

経常収益 純利益 口座数 イーバンク 49(-47) -18(-) 281万(26) ジャパン銀 50(23) 1.1(-71) 187万(13) ソニー銀行 86(61) 7.5(48) 64万(26) (注)単位は億円、カッコ内は前年同期比%。ソニー銀、ジャパン銀は単体